お見合いで目の前の男性がほとんどしゃべらないと、「もしかして私に興味がないのかな?」「何を考えているんだろう?」と不安になりますよね。しかし、「しゃべらない男性=脈なし」とは限りません。彼の沈黙には様々な理由が隠されていることが多く、その本質を見抜くことが大切です。
この記事では、お見合いの専門家が、「しゃべらない男性」の心理と、彼らが本当は何を考えているのかを深掘りします。さらに、彼の本音や魅力を引き出すための具体的な会話術もご紹介します。

「しゃべらない男性」の裏に隠された心理とは?
お見合いで男性がしゃべらない場合、いくつかの心理が考えられます。
表面的な印象だけで判断せず、彼の真意を読み解くことが成功への第一歩です。
1. 緊張・人見知り
最もよくある理由の一つです。
特に初対面の女性と一対一で話すことに慣れていない男性は、極度に緊張してしまい、言葉が出てこなくなることがあります。
- 特徴: 視線が定まらない、体がこわばっている、声が小さい、質問しても一言で終わる。
- 真実: あなたに興味がないわけではなく、ただ緊張しているだけかもしれません。
2. 聞き上手・観察型
実は「聞き上手」なタイプで、相手の話をじっくり聞きたいと思っている可能性もあります。
また、あなたの話を聞きながら、どんな人なのかを慎重に観察している「観察型」の男性もいます。
- 特徴: 相槌を打つ回数が多い、あなたの話に真剣に耳を傾けている、時折頷く、質問のタイミングを待っている。
- 真実: あなたの話に興味があり、理解しようと努めている証拠です。
3. 話題が見つからない・会話に不慣れ
単純に会話の引き出しが少なかったり、女性との会話に慣れていなかったりするケースです。
話したい気持ちはあっても、どう切り出せばいいか分からない、という状態かもしれません。
- 特徴: 目線が泳ぐ、困ったような表情をする、質問されても言葉に詰まる。
- 真実: 会話のきっかけをあなたが作ってあげることで、状況が好転する可能性があります。
4. 慎重派・完璧主義
発言する前に、きちんと考えてから話したいタイプの男性もいます。
うっかり失言をして相手に悪い印象を与えたくない、と考えている完璧主義な側面があるのかもしれません。
- 特徴: 質問に対して少し間が空く、言葉を選んでいる様子、質問を返す前に熟考している。
- 真実: 誠実で、一つ一つの言葉を大切にしている証拠とも言えます。
5. 本当に興味がない(残念ながら…)
ごく稀ですが、やはりあなたに興味がなく、会話を広げようとしないケースも存在します。
- 特徴: 目を合わせない、相槌がない、無表情、早く切り上げようとする素振りを見せる。
- 真実: この場合は、次のお見合いに気持ちを切り替えるのが賢明です。
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「しゃべらない男性」の本音を引き出す魔法の会話術
彼の沈黙が上記のようなポジティブな理由から来ている場合、あなたの会話術で彼の本音や魅力を引き出すことができます。
1. オープンクエスチョンで会話の糸口を作る
「はい」「いいえ」で終わるクローズドクエスチョンではなく、相手が自由に答えられるオープンクエスチョンを意識しましょう。
- NG例: 「お休みの日は家で過ごされますか?」
- OK例: 「お休みの日は、どんな風に過ごされることが多いですか?」
さらに、彼の興味のある分野に焦点を当てた質問をすると、話が弾みやすくなります。
プロフィールから趣味や関心事を事前にチェックし、そこから質問を広げる準備をしておきましょう。
- 「〇〇さんの趣味が読書と伺ったのですが、最近読んだ本でおすすめはありますか?」
- 「旅行がお好きとのことですが、今までで一番印象に残っている場所はどこですか?」
2. ポジティブな相槌と共感で安心感を与える
彼が話すのを待つだけでなく、彼が何か言葉を発した際には、積極的に相槌を打ち、共感の姿勢を示すことが重要です。
- 「そうなんですね!」「分かります」「面白いですね!」
- 彼の言葉を繰り返す「オウム返し」も効果的です。「〇〇に旅行されたんですね!楽しかったですか?」
あなたが彼の話に興味を持っていることを示すことで、彼は安心して話しやすくなります。
3. 適度な自己開示で共通点を探す
彼に質問するだけでなく、あなた自身も適度に自己開示をすることで、共通点が見つかるきっかけになります。
- 「私も〇〇に興味があるんです!もしよかったら、どんな点が面白いか教えていただけますか?」
- 「実は私も以前、同じような経験をしたことがあります。その時、私はこう思ったんですが、〇〇さんはどうでしたか?」
共通の話題が見つかれば、会話は自然と盛り上がります。
ただし、自分の話ばかりにならないよう、バランスを意識しましょう。
4. 沈黙を恐れず、「間」を大切にする
無理に会話を繋げようと焦る必要はありません。
数秒の沈黙は、相手が考え事をしていたり、次に話すことを整理していたりする時間かもしれません。
- 沈黙になったら: 笑顔を保ち、相手の目を見て待つ、もしくは「何か考え事をされていましたか?」と優しく尋ねる。
- 「沈黙は良いもの」という認識を持つ: 会話が途切れても、「相手がリラックスしているんだな」とポジティブに捉えることも大切です。心地よい沈黙が生まれる関係性もあります。
5. 彼のペースに合わせる
彼の話し方やペースを観察し、それに合わせてあなたの会話ペースも調整しましょう。
早口で一方的に話すのではなく、彼が言葉を探しているようなら、少し待ってあげるくらいの余裕を持つことが大切です。
6. 具体的な質問で「感情」や「意見」を引き出す
事実を尋ねるだけでなく、彼の感情や意見に焦点を当てた質問をすることで、より深い会話に繋がります。
- NG例: 「休日は何をしていますか?」
- OK例: 「休日は〇〇されているんですね。その活動のどんなところに魅力を感じますか?」「それは〇〇さんにとって、どんな気分転換になりますか?」
彼の内面に触れるような質問は、彼が自己開示しやすくなるきっかけとなります。

これだけは避けるべきNG行動
「しゃべらない男性」との会話で、さらに彼を閉ざしてしまうNG行動も知っておきましょう。
- 一方的にしゃべり続ける: 彼に話す隙を与えず、あなたがマシンガンのように話し続けると、彼は会話に参加する意欲を失います。
- 質問攻めにする: 尋問のように質問ばかりを投げかけると、彼は疲弊し、プレッシャーを感じてしまいます。
- 沈黙を咎めるような態度を取る: 「なんで話さないんですか?」「つまらないですか?」といった言動は、彼を萎縮させてしまいます。
- ネガティブな発言や愚痴を言う: 初対面でネガティブな印象を与えると、彼はさらに口を閉ざしてしまうでしょう。
- スマホをいじる・よそ見をする: 彼の話を聞く姿勢がないと判断され、興味がないと思われてしまいます。
まとめ:彼の沈黙を「チャンス」に変える
お見合いで「しゃべらない男性」に遭遇しても、すぐに諦める必要はありません。
彼の沈黙の裏には、様々なポジティブな理由が隠されている可能性があります。
今回ご紹介した「オープンクエスチョン」「共感と相槌」「適度な自己開示」といった会話術を実践し、彼のペースに合わせることで、彼の本音や魅力を引き出すことができるでしょう。
沈黙を恐れず、彼の「しゃべらない」という特徴を理解し、コミュニケーションのチャンスと捉えることが、素敵なお相手とのご縁を繋ぐ鍵となります。ぜひ、前向きな気持ちで、お見合いに臨んでみてください。
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